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○○和子おばあちゃんへ
おばあちゃん、あかりだよ。とても突然のことで、正直今も全然、あまり実感がありません。そして、おばあちゃんに書く手紙がこれが初めてであったことに、今書きながら気がつきました。ごめんね。結局、何もしてあげられなかった孫だったね。おばあちゃんの意識がないと知ったとき、私は「肩をもんであげたらよかった。もっと女性らしい格好で会いに行けばよかった。」なんだかすぐにできたことを、私はできていなかったね。おばあちゃん、あなたのチャーミングな笑顔が頭に焼きついています。「あかりちゃん、くつを並べる時はちょっと隙間を 開けとくと履きやすいねんで。」と最後亡くなる半年前ほどに教えてくれたこと、ずっと忘れません。わたしもおばあちゃんみたいな、どんな時もどんなことがあっても笑顔で人を思いやる人間でありたいと思います。まんじゅう、思う存分食べるのだよ♡有難う。