まえへ  もどる  つぎへ

お父さんへ
私にとって父は厳しく、私の青春時代を半分邪魔したような存在でした。
父が病気になってからは私はのびのびやっと自由になれた気がしました。
私は父にとって問題児であったかもしれません。
まっすぐ育たず、光や自由を求め、決して自慢の娘ではなかったかもしれません。
ただ、衣食住お金に不自由なく育ったのは父のおかげであると思っています。
私がわかるのかわからないのか、わからなくなってからも私は素直になることができませんでしたが、厳格な父からかわいい父になった気がします。
私も高校生の娘と中学生の息子を持つ母です。
天国からいつまでもかわいい父が見守ってくれていると信じ、生きていきます。
お父さん、こんな娘でごめんなさい、
そしていっぱいのありがとう